コラム

第34回 『七草粥』

新年あけましておめでとうございます。ヒロマリです(^^)
皆さま、良い年末年始を過ごされたでしょうか?

さて今月は『七草粥』について中医学の観点からお話ししたいと思います。

1月7日は『七草粥』を食べる日ですね~
皆さんは毎年食べていますか?ヒロマリは毎年欠かさずちゃんと朝に食べています☺

お正月にお雑煮やおせち料理など食べ過ぎてしまった胃腸を休めて、新年の体調を調えるのにピッタリな食事ですね!

『七草粥』に使われる“春の七草”の名前まで覚えている方はいらっしゃいますか?ヒロマリは、全部は覚えていません(^^;
名前も合わせて含まれる栄養素や効果もみていきましょう♪

・セリ……セリ科の多年草。体内にこもった余分な熱を冷まし、水分の代謝を良くする。利尿作用もあり。
・ナズナ……アブラナ科の2年草で別名ペンペン草。ビタミンKが豊富。便秘やむくみ、止血などに。
・ゴギョウ……キク科の2年草で別名ハハコグサ。咳止めや痰を切り、風邪予防に効果がある。明治時代頃まで草餅に入っていた。
・ハコベラ……ナデシコ科の2年草。肌荒れ、むくみなどに。昔は塩と同量混ぜて歯槽膿漏(しそうのうろう)防止の歯磨き粉の代わりに利用された。
・ホトケノザ……キク科の2年草で別名タビラコ。シソ科のホトケノザとは別物。タンポポに似た黄色い花が咲く。胃腸の働きを調える。
・スズナ……アブラナ科の1年草で蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富。利尿作用があり、便秘解消に。
・スズシロ……アブラナ科の1年草で大根のこと。消化を助け、風邪の予防にもなる。

効能など個々に詳しくみていくと書ききれないので、簡潔にまとめました。もっと詳しく知りたい方は一度調べてみて下さい♪

今ではスーパーで“春の七草“がセットになって販売されていて簡単に手に入るので、古き良き風習を取り入れてみてはいかがでしょうか?(^_-)-☆

今月も最後までお読みいただきありがとうござます!また来月もお目にかかれますように☆


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